

山口県萩市を拠点に農作業の受託やお米・菊芋などの栽培・販売、ライスセンターなどの運営に従事されている有限会社グリンファーム旭さまよりご依頼いただき、ロゴデザイン制作、名刺デザイン制作を担当させていただきました。
ロゴについて

一言では語れない、ここにある恵みを。
四方を山に囲まれた自然豊かな山口県萩市佐々並。
周囲の自然環境や昼夜の寒暖差など、様々な要因が重なり育つ佐々並米のおいしさや、大豆をはじめとした農作物の魅力は、単純に一言で言い表すことはできません。
そんな佐々並で長年農業を支えるグリンファーム旭さまのロゴを制作するにあたり、「一言では語れない、ここにある恵みを。」というコンセプトを掲げ、企業の顔となるロゴをデザインしました。
シンボルマーク

佐々並の自然豊かな山々に囲まれ、豊富なミネラルを含んだ水が流れる佐々並川。
一年を通して厳しい寒暖差にも負けず美しく、おいしく育つ稲。
屋号にも含まれている旭村命名の由来について、いくつかあるうちの一つ「旭日昇天」説の様子です。
シンボルマークを形作る緩やかな円は、はるか昔の時代に巨大噴火でできたカルデラを表し、その自然の奇跡が作り上げた場所で人々の生活に欠かせない農業を支えるグリンファーム旭さまの事業をシンボルマークとして表現しています。
ロゴタイプ

イラスト調のシンボルマークの柔らかで親しみやすいイメージに合わせ、ロゴタイプ(屋号の文字)をデザインしました。
実際に皆さまが働く様子を見学させていただく中で、一年を通した時期によって変化する取り組み、各工程での様々な業務を、社員の皆さまのチームワークでリズミカルにこなしている様子を文字として表現しました。
年齢や性別、仕事内容も様々ですが、その様々な個性が一つに集まり、会社を作っているという様子を表すために文字の大きさのバランスや角度を付けることでリズミカルに見えるようにデザインしています。
名刺デザイン



貴重な名刺交換のタイミングで、どんな事業をしているのかまで紹介できる会社のリーフレットとしても使えるように三つ折り名刺としてデザインしました。
制作エピソード
デザイン制作を進めるにあたり実際にグリンファーム旭さまに伺い、業務を行う様子を見学させていただきながら、スタッフの皆さまのお話を伺ったりととても貴重な経験をさせていただきました。
様々なお話しを伺うなかで、自然が相手の農業という仕事は季節によって業務内容も大きく変わること。
無人ヘリコプターを使った農薬散布の効率化を進めていることなど、実際に現場を見せていただきながらお話ししていただくことで、わたし自身も農業という仕事をイメージし、デザイン制作することができました。
萩市の佐々並という自然豊かな地域でおいしいお米を作り、農業を通して人々の生活を支えるグリンファーム旭さまとお仕事させていただく機会をいただき大変うれしく思っています。
今回はご依頼ありがとうございました!